壮大な宇宙の歴史の中で、ほんの幼年期に差し掛かったに過ぎない人類に
とって
宇宙は神秘に満ち溢れている。
プトレマイオス【Ptolemaios Klaudios】
二世紀ごろのギリシアの天文・地理学者。天文学書「アルマゲスト」(天文学書。一三巻。離心円・周転円を用いて天体の動きを説明し、一六世紀まで天動説に基づく宇宙論の典拠となった。
)を著し、天動説(地球が宇宙の中心に静止し、他のすべての天体が地球の周りを回っているという説。)を完成。また緯度・経度を用いた地図を作り、数学・音楽などの研究も行った。英語名、トレミー。生没年未詳。
コペルニクス【(ラテン)Nicolaus Copernicus】
ポーランドの天文学者・聖職者。プロシアの生まれ。神学・医学・数学・天文学を学んだ。天体観測を続け、ギリシア思想をうけて地動説(太陽は宇宙の中心に静止し、地球が自転しながら他の惑星とともに太陽の周りを回っているとする考え方。
)を主張。近代天文学の出発点を確立。
天文学者のプトレマイオスが天動説を唱えたのは、およそ1800年前。
それからコペルニクスが、地動説を提唱するまでおよそ1400年もの間、
地球は宇宙の中心にあり、すべての星は地球の周りを回っていると信じられてい
た。
地球は宇宙の中心にあり、地球の周りを宇宙が回っているという究極の自己中心説から、案外人の思考というものはそんなに変わっていないかもしれない。
人が星空を眺めるのは、故郷を忘れないためのはるか昔の異星人の記憶がそうさせるのか、ミズキの唐突ともいえる意外とロマンチックな発言に唖然とするカイト。
それ、どうゆう意味よ、(マックスもそうなのか?)やべっ、汗、どれどれすげー、天体望遠鏡を覗いてことさら驚いてみせるカイト。
大っぴらに、しっかりデートを重ねるカイトとミズキの恋の成熟の確率を算出しようとするエリーリをヒジカタ隊長がさえぎる。
「エリー恋は数学のように割り切れるものではない。」お目目ぱちくり、隊長お辛い過去が・・・。よくぞ聞いてくれた。太陽のように燃え盛り、流れ星のようにはかなく・・・そうかと思うとブラックホールのような。(典型的、壊滅的、非モテ?)
あーぁ、はじまったよ・・ショーン何してんだ。隊長のなんの役にたちそうもない、経験談などさらさら聞くきもないモテ組みコバがショーンにふる。
ブルームーンだ。(一月に満月が2回ありその2回目の満月のこと)
(フルムーン(満月)だと老人旅行をイメージするのは何故?)
星の配列がおかしい。
夜空に瞬いていた星が一点に集中したかと思いきやそこに星獣ケプルスが召還した。
町の光を嫌がる様子のケプレスを閃光弾で威嚇したところ、ケプレスはどっかに逃げた。消失ポイントは、エリアJA799。偶然か必然か、地上を捜索していたミズキのすぐ近くだった。
突然時空間のはざまにはまったのか、町並みの景色が変化を遂げた(今時東京のど真ん中で、瓦の家は東京の大地主さんち、くらいである。現在の東京の多くの一軒家の屋根は瓦ではなく、カラーベストコロニアルという素材であるからである。)
古ぼけた成宮プラネタリュウムに一人の男が座っていた。(たぶんオーナーの成宮さん・・客だったら不気味な人。)
お待ちしていました。貸切です。(やはりオーナーであった。)お探しの怪獣をお見せいたしましょう。(探し物はなんですか・・見つけやすいものですか?・・・ええ、それなりに)
太古の昔、宇宙からの来訪者、星空の創造主とも言える一族・サトン星人がいた。
彼らは地球人に星空の美しさを啓蒙するため、天球界とは地球を覆いつくす、とてつもない巨大なプラネタリウムのようなもの
を
天球界に建造した。(大変な創造者である。サリーちゃんのパパかもしれない。)
プラネタリウムを見上げるわけですから、おかげさまで夜空にはこれまでにも増して、たくさんの星が輝きを見るようになり、
地球人は星空に畏敬(崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと)の念を抱くようになった。
しかしやがて(それすら忘れ)人類は森を切り開き、街を築き、その愚かな発展が地上に光を蔓延
させ、
夜空の美しい星座を奪い去った。
(大切なものを見失った?)(ちなみに東京生まれの管理人は地方の暗闇がむしろ怖い。暗いというより真っ黒な感じなんだよね。まったく視界0、何も見えない。見るために必要な最少の光もない。みたいな汗)
サトン星人の末裔はそんな人類に怒りと哀れみを抱き、星獣ケプルスを召還した。(カツを入れに参上、仕りました。)
ケプルスは天球界の創造と終焉をつかさどる星空の守護獣。
夜空に元の星空を取り戻すため、おろかな発展により溢れる悪しき光地上の悪しき光を消し去ろうとしているのです
。
(だからぁ、暗いの怖いの汗、暗いと治安が悪いという騒ぎにもなる東京。東京都の住宅地の街灯は、地域住民の安全確保のため規定の明るさを区が管理している。)
(発電所を狙わないだけまだましだったか)
どうしてそれを私に・・・特別な空間にこれたあなたは、サトン星人の末裔だからです。
私は地球人です。(思いっきりの否定)(えっと、おじさんの説明、聞いてなかったのかな汗)
悔い改めなければ、またケプルスは現れますよ。
(ここで何故か、らいだー♪らいだー♪と仮面ライダー1号ベルトのCMが入った。おぉ気持ちお得感がありますバンダイさん)
ミズキがあったというなら信じるが、そんなプラネタリウムは存在していなかった。
このあたりもすっかり開発が進んでしまった。
地上の光は、正しい光だよね。
カイトと一緒にいると遠い存在に思えて、不安な思うことがあるというミズキ。異星人の遺伝子がまざってるいのかな(そもそも地球人の定義にも疑問が)
地球に生まれて地球を愛しているだからダッシュに入ったのではないのか
エイリアンスキャナが感知、現場に急行してください。
「おじさん、何見てるの?」
ご覧、遠い遠い宇宙の果てからやってくる怪獣ケプルスが怒っている。
おじさんが子どもの頃には、このあたり一面畑や田んぼが広がっていた。
(おじさんは昔からおじさんだったわけではなく、子供の頃からこの地の在住者だった。)
夜空にも今よりもずっとたくさんの星が輝いていたものさ。
(数えたわけではないが)
ここだけの話、おじさん宇宙人だと幼いミズキに暴露する暴露星人成宮
(やばめの人?)
君は星空が好きかい?
「大好き!」
そう、じゃぁきっと君もおじさんと一緒だよ。
「私も?」(やばめの人?)
星空が大好きなのは、きっと君が太古の昔、宇宙からやって来たサトン星人の末
裔だからなんだ。(DNA鑑定したわけではないが)
星が輝いているのは、故郷を忘れないための目印なんだよ。
また会おう。星空が大好きな君なら、きっと天球界から外の世界に旅立てるだろ
う。
それは星空の神秘に魅入られた最初の夜だった。・・・思い出したミズキ。あのセリフは成宮が幼いミズキに絵本を手渡した時に添えた言葉であった。
人は成長の過程でいくつもの感動的な言葉に巡り合う、そうして自分が感銘を受けた言葉は、自分の文化となり好んで使用するようになる。
表現力の乏しい環境で育てられると、大人になって自分の複雑な感情を表現する言葉の数が足りないことに気づくという。
記憶が蘇ったんですね。
ずっと待っていたんですよ、あなたが来るのを。
まもなく扉が開きます。さあ行きましょう。
ケプルスが故郷の星に我々を誘ってくれます。(一人でいかんか)
「あれは、あなたの創作童話でしょう?」
無くしてしまったんですか?星空への憧れを。さぁ!
ミズキはどこにも行かせないとウルトラマンマックスは出現する。
マックスは、この地球を守るため、・・しかしそれだけではない。
「ごめんなさい、私行けません。
私にはこの星を守る義務があるんです」
この星空を守ろうとするケプルスの痛みが、なぜ君にはわからないんだ。(無理が通れば道理が引っ込む)
「地上の光も、かけがえの無い光なんです。
それに人類にも救いの手を差し伸べてくれた宇宙人だっています。・・・マック
ス」
(はーい。)
やめろ!君も星空の使者なら、なぜ地上の光に味方する?
マックスはその特徴ある瞳でミズキと成宮をじっと言葉なく見つめた。
マックスは、純粋に自らが愛する者のを守るために闘うことがあるということだ。
「成宮さん、私あの日の事を忘れた訳じゃありません。
だって今の私がいるのは、あなたの絵本のおかげだから。
(絵本は、選び手の感性や思想を伝えていることにもなるのである。
)
星空への憧れがパイロットとしての私の原点だった。
初めて街の上空を飛んだとき、私思ったんです。
地上に溢れるたくさんの光は、この街が平和な証なんだって。
地上の光と星空の光、どちらも守るべき大切な光なんだって」
ケプルスの攻撃に楯となって一身にプラネタリウムを守るマックス。(バリアーみたいなものはないのか汗)
守ってくれたのか・・・なぜ?(つかぁケプレスは、成宮様が、ここにいるのが分からんのかという話だけどね。)
「ウルトラマンマックスもきっと、光に溢れるこの星を信じて、救いの手を差し
のべてくれた。
私はそう信じています。
だって光は希望の証だから」
ケプルスの怒りに青白く輝いていた光が消えた。
成宮のミズキを見つめる瞳の色が変わった。
ケプルス、帰ろう、我々の宇宙へ。
君たち地球人に星空を愛する心があれば、いつの日かきっとまた扉は開きます。
ずっと未来に、人類とサトン星人の末裔が再び出会えるかも知れない。
未来で会いましょう。
過去は変えれないが未来は、変えることができる。
それは我々一人一人の心に存在する愛の力によるのである。
シューティングスター(流星)人は流れ星に願いを込める。
いつまでもみんなと一緒にいられるますように・・・・。
エリーよ、君たちにこうして会えるのももう少しで終わりかもしれない。
しかし、ウルトラマンシリーズを愛する人々が存在する限り、君達にも未来でまた会えるかもしれない。
きっとまた未来で会いましょう。
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