暮も押し迫った12月31日古びた、けっしておしゃれとはいいがたい(寒い)アパートにパトカーが駆けつける。
警察です。すごい声を出して暴れていたヤシロさんの部屋に迷うことなく外階段を駆け上がり
鍵もないドアを蹴破るまでもなく、すんなり開けてみるといきなり、むさいぐちゃぐちゃの部屋にこたつ(どんな間取りなんだ)突然男がかってに暴れ狂い、あげく狭い部屋の中央ややまん中あたりに昏倒していた。
なんだこれは、(この暮に寝るな)
(しかもこんな貧しい一室で・・前回はショーンにアパートと呼ばれしマンションだったが、ショーンよ、今回は自信をもってアパートと呼ぶがいい。さぁ)
何故、幼体を育てていたのか謎だが、赤ちゃんエレキングは、いまや衰弱が激しく、通常の脳波が弱っている極めて珍しい状態のため昏睡を続ける男によって人工的に作られ育てられていた。(自分が貧しいのに養父だったんですね。偉人・・涙)
脳波解説
脳波(EEG)は脳電図ともいわれているが、頭皮より記録できる、時々刻々変化している電位変化(volt)である。正常な成人からは数10マイクロボルト(1マイクロボルト=1Vの1000000分の1) の変化が、1秒間に数回から数10回の電位変動が信号として記録できる。
周波数と振幅によって4つのタイプに分類され
β (ベータ) 14〜30ヘルツ覚醒状態のよい大脳を一生懸命に活動している時(β波)。
α (アルファ) 8〜13ヘルツ覚醒しているが、努力して脳を活動させていない時(α波)。
θ (シータ) 4〜 7ヘルツ睡眠状態いるが、浅い眠りの時(θ波と睡眠紡錘波)。
δ (デルタ) 0.5〜3ヘルツ深い睡眠状態の時(δとθ波)。
と分類される。
脳波によって脳の神経細胞の電気活動が総和として観察される。
一人のヒトの脳波を連続して比較すれば、そのヒトの睡眠と覚醒の区別は出来る。
さらに睡眠レベルの深さ(ステージ1〜4、レム睡眠(REMあるいは逆説睡眠))も推定できる。(眼球運動、筋電図、呼吸、心電図も同時記録したほうが正確に同定できる)。
覚醒していても、一生懸命集中して脳活動しているか、リラックスしているかは区別できる。しかし、情動・思考などの活動は特定できない。
つまり、アルファだけの状態とは、脳を積極的に活動させていない状態が続く・・。(サル。)
何かもっと恐ろしいことが・・・。
前回、大きめの美女が育てていた電気を食う怪獣エレキング。それと共通の電磁波が都内数箇所から感知された。一斉にそれが巨大化したら手も足もたりん。早急に高周波を追って地上と上空に分かれてダッシュは、探索だ。
ここのところぼんやり海をみたりして、物思いにふけっていたミズキ。
自分がダッシュに入った理由は?自分にはいったい何ができるというのだろう
(組織に配属されてからこの疑問にぶち当たる時ありますよね。自分の無力さを感じ、つかぁ、役にたっていないどころか足でまとって、邪魔してねーかみたいなね・・自信の喪失、このままでいいのだろうかと押し寄せる不安感。・・恐怖、民間なら背後に迫るリスとトラの融合体)
「こうやって二人で出動することが多いよね」勤務中だゴラーーッ(ミズキ別人28号)カイトの私語にそっけない対応。
「どうしてダッシュに入りたいと思ったの」
告知(なんと告知だったのか)された時やりがいの感じる仕事、絶対入隊しなくっちゃと思った。当然なれる保障なんか何もなかったけど・・しかもみごと試験落ちましたし。(思い込みの信念岩をも砕く)
ミズキ隊員は?と振ると思い上がりぽかった。UDFのパイロットだったから入れて当然だと思っていた。でもそうなの、カイトに最初に会ったときダッシュにこだわっているその無謀ぶりは理解を超えていた。(同意)
近くにいる。探知した地下室に駆け下りると、ろうそくの炎の揺らめく中(電気は食われてないのか。)
何よこれ、見つけたエレキングの幼体は、お皿にもりつけられ年度末のご馳走として、手づかみでむさぼり食うのではなくナイフとフォークも添えて見栄えよく飾り付けられていた。
カイトの援護警戒の中、早く捕獲ケースに入れなければならないはずのエレキングの幼体を抱っこして、嬉しげなミズキは、幼体をつかんだまま昏倒する。ミズキっ・・・
駆け寄ろうとするとピットン星人の登場だ(美意識にうるさい地球人め・・・これでどうだのいかした姿。一人は超星神グランセイザーに見えるのは何故?・・スカート装着!)
ウルトラマンマックス、この星から手を引いてほしい。貴方だって人の星で勝手なことをしているだけじゃないの(いえいえ、マックスにはファンがついています。一部の地球人の意思が表面化しています。)
マックスは普段自由ではなかったの(カイトの意識下にいるのだろうか?)
しかしめちゃくちゃ強いです。(地球人の女性も強いですが)
何しろ美しく可憐に・・・ストレートにカイトの顔面に蹴り入りますからね。(死ぬぞ普通)
ボコられたあげくマックススパークを取り上げられる。(追いはぎ)なめたものである。ここでカイトを野放しにする自体そうとうの自信だったとみえる。
救援要請を出し、どこを怪我していても、とりあえずいつも頭部に包帯が巻かれているカイトと昏睡したミズキはベースタイタンに戻る。
やはり侵略者の仕業だったのか、人間の脳波を吸収しようとしている。折角分析し判明したお手柄の技官の説明の最中に、エレキングを担いでダッシュドガッをかっぱらったミズキの脱走が判明する。(前回はダッシュアルファをニーナに盗られ今度はドガである。・・・誰じゃ管理しとるやつは、リスとトラに襲われるぞ)
連れ戻す待っててくれ
ハイ・・こんな時に限ってエレキング登場
ダッシュ出撃。アンテナを狙え、あいつの吐くプラズマに気をつけろ・・見えない侵略者がいる。
ついでにもう一体エレキングが出現、てんこもりー
ミズキ、きみは強いはずだ。
身代わりにエレキングの幼体と苦戦するカイトを気遣うミズキ
隊長たちが闘っているオレは大丈夫だ。探さなければいけないものがある。(マックスに叱られる)テストに合格した君はしなけりゃならないことがある。(落ちたやつとは違うだろう)
決心したミズキ。エリーがオートで呼び出したダッシュバードに飛び乗りエレキングに猛攻だ。(みてらっしゃい)
マックスになれなくてもオレは、オレだーーーーーっ。
この星は俺たちが守っているんだ。
エレキングのこどもたちが人間の脳波を逆流されられて全滅。
・・・人間のくせに。
カイトはダツシュアルファで円盤の上空に飛び上がり、単身円盤に飛びおりる。(うっそぉー・・突撃のパワーは半端じゃないぜぃ物理現象なんかクソくらえだぁ。)
猛然と突入するとビットン星人を人間の怒り爆発のパワーで瞬時にし止めると自爆が作動した円盤から、カイトはウルトラマンマックスとなって飛び出した。
エレキングの攻撃に墜落の危機にあったミズキのダッシュバードを抱えるマックス。
マックスを見上げるミズキ・・うなずくマックス
マックスの爽快な最速、最強のパワーが炸裂!
宇宙の果てにエレキングを投げ飛ばすとマクシウムソード乱れ打ち・・・久々の見事なばかりの強さ・・3分必要なし
マックスって・・・ミズキは見つめる。
その方向からおーーいとカイトが駆け戻ってくる。
カイト隊員・・ミズキも駆け寄るのであった。
自分の力、自分の可能性、それらを一番信じることができるのは自分である。
自ら勝ち取った自信はなによりも強いパワーを生む
*コメント:今回はティガへのオマージュ的な要素があり、カイトがマックススパークを奪われる場面は力づくで、これはティガ「地の鮫」でダイゴがマサキ・ケイゴにスパークレンスを暴力で奪われる場面を思わせ、またカイトとミズキの対話で、主題歌のスローアレンジをかけるのもティガでよくあった演出です。
マクシウムソードがいくつもに分裂してそれこそ八つ裂きにするシーンは鮮烈、これの原型は、エース第6話で、ブロッケンをウルトラギロチンで倒す場面(切断光線を多数出してバラバラにする)かと思われます。(棺桶のジョー)
このページのTOPに戻る
TOPに戻る
|