ちょうちょーちょうちょー♪狂気の世界にいっちゃった方の代名詞の曲ではない。念のため
「ちょうちょ」の原曲は、ドイツ民謡の「幼いハンス」である。
「幼いハンス」とは、好奇心旺盛な一人のこどもがある日広い世界への冒険に出発する。
7年の歳月がたちハンスが生まれ故郷に帰ってくるが誰もハンスであることが分からない。友人、妹さえも分からない。
しかし・・・・彼を見た母親はたった一目みてこう叫んだ。「ハンスや、私の息子よ、おかえり、私の息子よ!」
777パチンコのスロットが並ぶ数字・・フィーバー
・・・
単に、ルーレットは答えである。
生命は短い、従って我々に与えられた唯一の希望がこの生命時間である。
そしてそれは、ちょうが舞うように時にはかない。パチンコのスロットマシンのようにいくつかの運命の偶然や希望が重なり合い。出る数字それが・・・フィーバー
この先にどんな問題や結果が起きるのか運命は誰にも分からない・・しかし確かめる前に去ってはいけない。
何故ならこれから起こるだろうことを誰も実際に確かめるまで真実にはならないのだから
さぁ、出かけよ夢の冒険の世界へそれを悪夢とするも未来への力とするも・・・・己の勇気しだいである。
モンスタースキャナに微力の反応、誤作動かもしれないが念のため調査の指示を受けるカイト・・・蓮沼は語る。不可解な夢を見た。自分の書いたものと一体化する夢だ。夢の女をオレは知りたいと思った。(このテキストを書いているやつを見たいと思う?・・にゃり)
脚本家はプレハブ小屋かはたまた朽ち果てた芝居小屋ような円谷プロで打ち合わせをしていた。(実物の社屋は新しいビルです。)
「危機感が感じられない、単純でいいではないかシナリオが夢の産物でもかまわない」(ようは締め切りだよきみぃ、プロは締め切り命でしょ。原型がとどまらないつかぁこれ誰が書いたんだ状態に直しが入っても笑っていられてこそプロ。ウルトラマンマックス
第39話
ウルトラCLIMAXに向けて燃え尽きろぉぉ・・燃え尽きてどーする。)
最近年のせいか寝てしまって調子が上がらず事件を思いつかない原稿が上がらない。そして夢の中でリアルな夢を見るそれは、例えるならまるで荘子の「胡蝶の夢」の世界。
テレビ用の怪獣を作っている女がいた。カイトは怪獣反応に調査に訪れる。女は粘土をこねながら能面のような顔に口元だけをほころばせて言った。
「怪獣ならいますよ私の頭の中に」(世迷言なら常に垂れている管理人)必ず倒される運命にある怪獣に一度でいいから征服し我がもの顔をさせてやりたい。と相談を持ちかける女。怪獣退治のプロならきっと素晴らしいものができる。
de-us ex ma-chi-na
名前は魔デウス機械仕掛けの神。
古代ギリシャ演劇に用いられた手法。
劇の内容が錯綜して解決困難に陥った時に、いきなり絶対的な力を持つ神が現れ
て、物語を終息させる手法怪獣ドラマの王道。
冷たい光、みんなが勝手な夢をいろいろ見てその夢を餌にして変化する夢のきわみは魔デウスのフォルムだ。巨大化するオブジェ。(用途をもたない造形作品)カイトは提案する。
フォルムそれは、なんらの装飾を必要とせずに美しく機能的「あるべき形」「行き着くところ」
素晴らしい想像力。あなたのおかげで素晴らしい怪獣が生まれたわ天才金城哲夫が降臨したのか女はこの上なく至福に笑う、こねる粘土に意思が宿る。現実の世界を滅ぼすのよ
カイトと蓮沼は交差し入れ替わりを繰り返し現実と夢での立ちい位置が揺らぐ、たちんぼするダッシュの隊員。今、自分がどの位置にいるかということを見失ってしまいそうだ。「お前はお前であってお前ではない。」
カイトと蓮沼は、入れ替わり自由になって遊べるという。
蓮沼と入れ替わっていたことに驚愕したカイト壁によろけたせつなドカン・・・・。
7時30分だよ全員集合ぉぉカイトの脳天に必殺タライ落としが炸裂。
(幻想的空間に不気味な背景そこに・・・元祖タライ。管理人このタライが、はまって、はまってどうしようもなくはまってしまい。このあと笑いが止まらなくなるという恐ろしい事体を引き起こしてしまった。思い出しても笑ってしまうどうしたらいいんだ。誰か助けてくれ)
オレの夢が世界を滅ぼす。
蓮沼さん変身するんだ僕がマックスが勝利するシナリオを書く(管理人も続いて突っ込みます。・・・頼んでねぇー頼まれてねぇー)
カイトの意識とシンクロした菱沼は、簡単に勝利できるのかと思えば世の中そんなに甘くはない、魔デウスの猛撃に苦しみながらもウルトラマンマックスは、魔デウスの体内を内側から満身の輝ける光のパワーによりブチ破り勝利した。
END
受け取った脚本にうなる監督たち「面白い」蓮沼は安堵からまたうたた寝をしようとする。
ガタガタガタ・・・・不気味な音が伝わってくる。
おきろーーーー蓮沼起きてくれー怪獣の夢を見るなー
管理人さーんーー
突っ込みマックスできてますかー
またしても激遅の更新タイムギリギリなんですけど
はたを織るつるはいいました。
決してはたを織っている姿を見ないでくださいと
みたなぁ〜
ぐわぁぁぁ(ガシャ・・・何かが壊れた音)
貴方が見ているその現実は、本当に貴方にとっての現実ですか?
もし、納得できないのなら羽ばたいて見ませんか。
夢は、願いを込めれば形になるものなのかもしれません。
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【ウルトラマンシリーズ・実相時昭雄監督の世界】
(1)故郷は地球
世界平和会議に出席する各国の代表が襲われる事件が相次いだ。相手は、目に見えない飛行物体で襲ってくる。科学特捜隊は、パリ本部からアラン隊員を招き、イデが見えない飛行機の正体を暴き、撃破したから見えた。だが、その中から、怪獣「ジャミラ」が出てきた。しかも、アラン隊員はその名を、さらには正体を知っていた。かつて、宇宙開発競争時代、宇宙に行きながら、生還しなかったパイロットがいた。
しかし、そのことを明らかにすると、科学の発展に差し支える…この事故は、極秘にされた。その帰ってこなかったパイロットの名はジャミラ、彼は宇宙を放浪して怪獣化して、地球に、復讐に来たのである。それを聞いて、イデは戦意を失くす。自分がジャミラと同じ境遇になっていたかも知れないと…しかし、アラン隊員は、ジャミラの正体を明かすことなく、侵略怪獣として葬れ、という本部の命令を伝えた。
ジャミラは、炎の攻撃をものともしない。しかし、水のない宇宙にいたため、水は苦手だ。ウルトラマンは、スペシウム光線でなく、ウルトラ水流でジャミラを水攻めにして倒した。最後は、断末魔の叫びを上げつつ、故郷・地球にジャミラは散った。
ジャミラの墓碑には、「人類の進歩のために散った英雄、ここに眠る」と書かれていた。しかし、イデはつぶやく、「偽善者はいつもこうだ、文句だけは美しいけど」…
*この回はウルトラファン必見、ウルトラマンが、正義の名の下に、実は弱いものを踏み潰していただけではないか、そんな問いかけのある名作です。
(2)空の贈り物
空からいろいろ降ってくる、そんな中、ムチャクチャ重い怪獣、スカイドンが空からドンと落ちてきた!(この命名は脚本の佐々木守さん自身によるもの)。科学特捜隊はスカイドンを地球から追放しようといろいろな作戦を取る。まず、スカイドンをビートルで吊り上げようとするが、重くて上がらない。で、ハヤタはウルトラマンになり、スカイドンを持ち上げようとするが、重くてアウト!…であった…その後、ロケットを突き刺して飛ばそうとするが重くて飛ばない、巨大なジャイロで飛ばすが、途中で燃料切れ…で、最後、スカイドンにヘリウムガスを注入して、怪獣を風船にして飛ばし、成功したかに思われたが…自衛隊の戦闘機が不審物としてこれを撃ってしまう!
その時、隊員たちはカレーを食べていたが、ことを聞いてハヤタは飛び出す。変身!と思ったら、ベーターカプセルでなくスプーンを掲げていた!で、改めて変身し、落ちてくるスカイドンに体当たりしてやっと仕留めた…
*この回はギャグ編。ウルトラマンが、劇中で2回変身する初めての話です。そして、2度目の変身で、間違えてスプーンを上げる場面はもはや伝説化、黒部さんかカレーと結び付けられる一旦となりましたが、実相寺監督はこの件でプロデューサーから怒られたそうです…
(3)怪獣墓場
科学特捜隊が宇宙をパトロールしていると、死んだはずの怪獣たちが宇宙を漂っている。死んだ怪獣が墓場にいったものである。その中に、見慣れない怪獣がいる。他の星から来た模様である。
これを機に、科学特捜隊では、「怪獣供養」をする。
が、その時、打ち上げた宇宙ロケットが墜落、怪獣墓場の亡霊、シーボーズを連れて来た。
シーボーズは宇宙へ帰りたいのだ。そこで、科学特捜隊はロケットを用意して、シーボーズを返そうとするが、シーボーズはロケットを破壊してしまう。ハヤタはウルトラマンになり、シーボーズを帰そうとするが、タイムリミットでアウト…が、ハヤタは、シーボーズはウルトラマンが自分を連れて帰ろうとしていたから、ロケットをウルトラマンの形にしたら成功すると言う。
かくして、ウルトラマンの形のロケット完成。ぐずるシーボーズを、ウルトラマンはなだめすかして、ロケットにくくりつけ、そして宇宙へ帰すのに成功する。
怪獣墓場、それは不思議な、ミステリーゾーンである。
*この回、シーボーズは海坊主の半分を英語にしたものです。また、シーボーズは、もっとおぞましいものにして欲しいと実相寺監督は意図していたのが、ユーモラスなものになってしまい、しかしだから人気の怪獣になったと回想しています。
(4)第4惑星の悪夢
ダンとソガは、宇宙ロケットの実験パイロットとして乗るが、ソガは星占いで、不吉なものが出ていると言う…そんな二人は、地球に帰った、と思ったら、そこは地球とそっくりでも、ロボットが人間を支配する世界であった。ロボットを作って、人間は怠け者になり、ロボットに支配されたと言う、第4惑星である。ロボットたちは、今度は地球を征服するつもりなのである。殺されそうになった二人は、人間の町にかくまわれるが、かくまった人が連れて行かれる。救出のため、ロボットの世界に行く二人、そして、ダンはセブンに変身し、ロボットによる侵略基地を破壊し、地球攻撃に飛び立ったロケットをワイドショットで撃破する。
そして、二人は本当に地球へ帰ってきた。しかし、この話、夢として信じてもらえない…散歩に出かけて、下駄で天気を占ったら、雨だった。
*セブン末期の名作。とは言え、この頃はコストがきつかったので、特撮を少なく出来るようにつくったのがこの結果だそうです。でも、なかなかの名作です。
(5)円盤が来た!
夜な夜な星を観察するのが趣味のフクシンくん、と、ある夜、夜空を観測したら、一杯円盤が来ているのを発見し、ウルトラ警備隊に通報する。だが、「プロ」の観測では異常はないという。実際、ダンたちがパトロールしても異常なし、ただ、「星が多い」というのだ…
アマチュアから、いろいろ問い合わせが来ているが、そのうち、無視されてしまう。実は、これはペロリンガ星人の円盤だった。星に紛れて、集結していたのである。ペロリンガ星人は、フクシン君を宇宙に連れて行ってあげると言ってきた…
しかし、ウルトラ警備隊でも、データを解析して、宇宙船の正体を暴き、円盤退治に向かう。かくして、ウルトラ警備隊とセブンの活躍で、ペロリンガ星人の円盤は粉砕された。
円盤を発見したフクシン君は、一躍英雄になるものの、本人は、いつものままであった。
*この回は、実相寺監督本人が、セブンの中で特撮シーンの最も少ない話と言っていました。ユーモアに溢れていて、面白いものです。ちなみに、(4)、(5)の話は、上原正三さんと連名で実相寺監督が、川崎高のペンネームで脚本を書いていますが、これは本当は「川崎高氏」(たかうじ)としていたのを、印刷所が「氏」を間違えて取ってしまったと、以前円谷BBSで教えてくれた人がいました。(棺桶のジョー)
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