ウルトラマンマックス・アカルイセカイ


ウルトラマンマックス第18話「アカルイセカイ」 番組レポ突っ込みマックス

【ウルトラマンマックス第18話「アカルイセカイ」 レポ担当 ゆーこ】

報告書作成を手伝ってくれたお礼にパスタをおごると、非番の ミズキがカイトと共に港付近を歩いていた。 評判の店は見つからないが、傾き始めた夕陽が美しく、出動の ない平和な今の瞬間に幸せを感じ・・・ え?・・・「何だ!??」突然、昼間の明るさが戻ってきた。

太陽が二つ!? とある街角のビルの屋上から、中年サラリーマン風スーツの男 が思い詰めた表情で身を投げた・・・が、落下途中でその姿は 消えた・・・!?

巨大な UFOを反射板代わりに太陽の光を増幅し、中継して地球 に照射する。 「沈まない太陽」を日本に作り出しているらしい。 その際に生じる妨害電波で、衛生からの情報も寸断されていた 。

ダッシュ作戦室へUDF警備員が面会希望の男の名刺を持って来 た。 〈移民局 シャマー星人〉

「こんな悪戯、追い返しなさい」と言った矢先・・・いた・・ ・見知らぬ男が既にヒジカタ隊長の後方に立っていた。 ビルから消えた男だった。「地球はシャマー星人の支配下に入 ってもらいます。日本が我々に降伏を表明してちょうだいな。 あはははははは。」

人を小馬鹿にしたようなヘラヘラした態度で、饒舌な営業よろ しくまくし立てる。 ヒジカタが掴みかかろうとするが、その実体はなくエイリアン 反応もない。

その時、エリアJS-301、ビル上空に飛来した宇宙船から、青い 巨大宇宙人がポッコリ出た腹を叩きながら出現! 「ニャハハ ナンダ ナンダ ナー♪」嬉しそうなスキップ直 後、指先から発射した光線はビルを破壊する。 息んで脱力し臀部から放出された黄色のガスは、見かけに反し すさまじい威力でビル群を次々と破壊していく。

仕方なくその男を無視して、ダッシュ出動! 巨大シャマー星人は男と同様に実体はなく、ダッシュバードの 攻撃も空を切る。 しかし反対に星人の繰り出す破壊光線の追尾機能で1号機に命 中、墜落のショックでミズキが気を失い、カイトはマックスに 変身! 

接近戦は苦手らしいシャマー星人の光線をかわしながらマック スは応戦するが、相手を捉えられず、マクシウムソードも対象 がなく戻ってくる。 シャマー星人の意外に強力な胸部への光線攻撃でダメージを受 け、マックスのパワータイマーが点滅!

第2の太陽を破壊するべく空へ飛び出すが、強力な光線で撃墜 され、落下のショックで変身が解けてしまう・・・。

作戦室に居座る男は、全面降伏まで3日間の猶予を与えた。 沈まない第2の太陽光線は真夏並に照射し、人々の生活リズム を乱す。

夜9時になっても戻らない子どもたち。明るさで眠れず時間感 覚を麻痺させ、夜を彩る花火師やネオン関係者も、パトロール 中のカイトとミズキに詰め寄る。 「マックスさえダメだったのに、どうするのよ?」 肝心の巨大シャマー星人は、公園一杯に寝そべり巨大な雑誌を 読んでいる。

為す術もなく3日目を迎えた。 トミオカ長官にも横柄な態度をとるシャマー星人。 「ワタシたちはアンタたちみたいに地球を粗末に扱ったりしな いからねー」 クリーンな光エネルギーで地球を支配させてもらう、夜さえな ければ地球はピッタンコな星らしい。

カイトがエリーに耳打ちし、作戦室の照明をダウンさせると、 何と椅子足下で十数センチほどの実体だと判明。慌てて作戦室 から逃げ出したシャマー星人。

地球の夜では実体を隠すことが出来ないと同時に、光が彼らの 活動に不可欠だった。 光子エネルギーを円形に放射し、太陽光と緩衝しあって光を遮 る作戦に出る。

地上からの援護を命令されたカイトはアルファで出動し、マッ クスに変身。 ダッシュバードのミズキに第2の太陽を指し示すと、ミズキはUFO からの直接攻撃をかわしながらも撃破!地球に夜が戻った。 ヒジカタ機に潜り込み攻撃を始めた男も極小シャマー星人に戻 り退散する。

地上の巨大シャマー星人も小さくなり逃亡。 マックスは上空に出現した宇宙船からの余力を振り絞った破壊 光線を避け、ギャラクシーカノンで逃走する宇宙船を撃破!

目的のパスタ店でお腹を満たし、夜の街を仲むつまじく歩く私 服のカイトとミズキ。

「キレイね」カイトをうっとりと一瞬見つめるミズキ。 「この星を見てたら、明日も頑張れる気がする」 「やっぱり夜があるから朝が待ち遠しいのよね」 二人がたたずむ陸橋の下、水面に灯りの揺れる傍らの屋台に・ ・・

ーーーいた! 「ひゃひゃひゃ・・・うめーっ!」あの男が中華饅頭を両手に 持ち、空を見上げる二人の下を気付かれることもなく通り過ぎ る。 光の届かない橋の下で小さなサイズに戻り、取り残された饅頭 がポツン。

あなたの側に、明るいけど図々しい友達がいたら夜に会 ってみることをお勧めします。 もしかするとシャマー星人かもしれません(笑) 「あ、花火だ」「キレーーイ♪」見つめ合うカイトとミズキ

【登場キャラクターファイル24 シャマー星人】

名前:幻影宇宙人(げんえいうちゅうじん) シャマー星人 (第18話「アカルイセカイ」登場)
出身:シャマー星、エリアJS-301ポイントから出現 攻撃能力:実体のない幻影巨大シャマー星人を操り、閃光攻撃で都市破壊活動を繰り広げる。通信を麻痺させる妨害波を発する。
特徴:奇抜な姿と饒舌で図々しい態度が特徴的な宇宙人。 人間の姿となって堂々とベースタイタンに現れ、地球人類へ降伏を迫った。 地球の暗闇では本来の大きさである極小形態に戻ってしまうため、自分たちの母船を反射板代わりに、沈むことのないもうひとつの太陽を作り出し、地球上から夜を奪って大混乱させることが狙い。

反射の際に生じるエネルギーは、妨害波として通信を麻痺させる副作用もあり、ふざけた態度と裏腹に狡猾な頭脳を持つようだ。

【制作スタッフ・キャスト】

2005/10/29 第18話 「アカルイセカイ」 幻影宇宙人 シャマー星人 登場
《キャスト》トウマ・カイト 青山草太 / コバ・ケンジロウ 小川信行 / コイシカワ・ミズキ 長谷部 瞳 / ショーン・ホワイト  ショーン・ニコルス / エリー 満島ひかり / ヒジカタ・シゲル 宍戸 開 / トミオカ長官 黒部 進 / シャマー星人 佐藤正宏 / 野口雅弘 / 三元雅芸 / 尾上博美 / 鈴木信二 / 佐々木 仁 / 村瀬小百合 / 内倉清美 / 松澤仁晶 / 金と 銀 / 永井博章 / テアトルアカデミー / 早川プロダクション
《スーツアクター 》 岩田栄慶 、中村博亮 《声の出演》中井和哉 《ナレーター》佐野史郎 《脚本》福田卓郎 《特技監督》菊地雄一 《監督》村上秀晃


ウルトラマンマックス第18話「アカルイセカイ」管理人の突っ込みマックス

突っ込みマックスというものを書いているが 突っ込みができるということは、ボケがあるからできるのである。

まず話題(ネタ)があり、それに計算されたもしくは、天然のボケをかます。そこにうまく突っ込むという方程式である。(うまくなくてもだ。)

従来ウルトラマンには、この素ボケに、夢と笑いと涙ありの天才的ものがある。大抵ボケというのは、たゆみのようにしてどのような高尚な作品にもうまくインサートされていたりする。(制作者がボケたつもりがなくてもだ。)

作品を見終わったときに、あれはないだろうと思える問題点を提示してあるわけである。つまり、あれはないだろう・・・何なら、あるだろうとか、何故、ああなのだろうと思考できるお楽しみのお土産なのである。

今回の作品がとても面白いところは、突っ込み、突っ込みなのである。

突っ込み、突っ込みで先に投下してくるのでこちらがボケに回らないとこの方程式は、成立しないのだが、突っ込み(問題点の指摘)が先に入るとボケの存在は単なるバカという扱いになる。ヒジカタ隊長はこのバカを演じていたわけである。

バカという言葉は、聞こえが悪くマイナスイメージに取られることが多いが、ある閾値を越えるとプラスに変化する言葉でもある。 つまり「バカ受け」や「バカうま」などという賛美の形容と変わるのである。 そういう意味でいえば、ギャグの方程式に挑戦した作品といえる。

地球防衛チームが忙しくないことはいいことだ。と報告書を手伝った謝礼としてうまいパスタをおごる約束をしたミズキがカイトを連れて今日あたりストーブでも抱っこしようかなと思うような気温の東京だが、どうやら時空のゆがみにはまったのか・・・どうみても7月あたりの真夏の町にくりだす二人。

・・そろそろ夕暮れムードにデート気分で酔いしれていると ・・・巨大は反射板を利用した人口太陽が出現・・太陽が2個
大きいことはいいことだ・・いや多いんだこの場合・・え゛・・汗

太陽が出しているエネルギー は(3.86e33 エルグ/秒 または 38億6000万メガワットの1兆倍)にも及ぶ。

地球は太陽にあたためられて宇宙に熱をはき出している。上空には、「温室効果ガス」があり、この働きで、地球の温度が保たれている。

この「温室効果ガス」が増えて地球の温度が上がってきたことが昨今問題視されている地球温暖化現象である。

地球温暖化現象2倍2倍・・いやその前に普通に暑過ぎるだろう。・・しかもかなーりやばめな暑さ

仔細を調べようにも妨害波が降り注いで把握できない。ダツシュは、とにかく慌てる。

慌てる要因となったのが「くさーなにすんのー」のシャマー星人だ。 ごく普通よりややうーんなおやじシャマー星人がアホじゃなかった。アポを申し出てベースタイタンに姿を現す。

いたずら扱いされながらもちやっかり司令室に参上すると日本社会構造を熟知した名刺攻撃で突っ込みしまくって唖然と飲み込まれたヒジカタ隊長をバカよばわりする。

地球人のモーレツ営業マンの名刺攻撃は、出すタイミング受け取るスタイルまで指導する組織もある。名刺猛攻作戦のノウハウに強いシャマー星人なかなかの交渉人である。

交渉プロのテクニック抜粋 1プロは無理難題を持ってくる。 2プロは非を認める。

3プロは怒鳴る。 4プロはいったことをまとめる。 5プロは言葉尻をとらえる。・・脱線しすぎたので以下略

コテコテのシャーマン星人は、必殺交渉人のプロであった。
全面降伏を3日以内に掲げる手前早くウルトラマンマックスにその力を誇示したいところだ。

ピンチにならないと出てこない?マックスを「もったぃつけちゃって」と我らが希望の星を横柄呼ばわりするシャマー星人(よく人類の事情、心情までご存知で)

早いとこたたんじまえぃの勢い。(昔からよく笑う人に悪い人は・・いたじゃねぇか怒)

マックス誘導作戦として出てきたおかしなおかしな宇宙人 ヘリウム爆弾の放屁をへって尻つぼめ・・・えげつな〜。

しかし実体のないシャマー星人にダッシュもウルトラマンマックスもなす術がない。時間切れとなって姿を消すにマックス、大丈夫か大丈夫か

・・・ご心配いただいて恐縮だが・・少なくともお前にいわれたかないっ(危うくマジギレしそうになる管理人・・血管を縫いながら)

今までもこれからも24時間闘っている小市民としては、これでは安眠妨害、夜の商売も上がったりでやんす。

人は明るいと体が寝てくれない。このままでは生体リズム、体内時計まで壊れてしまう。夜を取り戻せとダッシュに詰め寄る国民 (暴動の規模は小さいが態度は十二分にでかい。)

ご苦労。無駄な努力を続けて、これからは今日も明日もない。ずっと昼間なんだから・・時間は動いているのだからきっちり老いさらばえるけどね。

クリーンな光で支配してみせる。・・君の屁くさいよ。別の環境汚染が発生する。鼻が先に死ぬ。

なんだこいつは、だからぁシャマー星人ですってば、長官にまでこばかにしてへらつくシャマー星人

見えなくできないのか(くさいものに蓋作戦)カイトの機転で照明が消えた。夜がなければ快適と言っていたその理由は、光が活動に必要だったからだ。

こんな簡単なことが・・幽霊、昼間見たらマックドナルドのおじさんだった・・みたいな・・・

(昼間お会いしても怖いなと思うときがあるが)

暴露されるその実体。


ちっさいー


字がでかい。

えらいこっちゃえらいこっちゃ 太陽光を遮断する動きに走るダッシュ

隊長とシャマー星人ジェットコースターと化したダッシュマザーに相乗り・・残念ながらワゴンではない。(愛が芽生えても困る。)

ウルトラマンマックスに変身したカイトは、ミズキに宇宙に駐在している仕掛けを破壊しろと指示を出す。

「今度は、こちらからお返しよ」太陽のすさまじいエネルギーを浴びてもものとしないつわもの、うたい文句通りだが何故かほぼはじめて見たような気もするエースパイロットぶりのミズキ

てんこ盛りのミサイルをお見舞いして、シャマー星人の仕掛けと野望は、腹を膨らましすぎて破裂した、かえるのオヤジのごとく爆破炎上した。

ああ夜になっちゃったよ焦るシャマー星人ちーさくちーさくなってしまう。ラミパスラミパスルルルルル♪

ウルトラマンマックスによってシャマー星人の乗り物UFOは、空爆された。隊長にとっては、まったく踏んだり蹴ったりの3日間であった。(たのむハゲないでくれ)

ひと時の平和を取り戻し安月給なのかもっと高いものをおごれとミズキに注文するカイト

「夜があるから朝が待ちどうしいのね。」

アカルイけどずうずうしい友人がいたら夜に会って見ますか・・

そう、目の前のあなた、あなたはもう・・秘密をしってしまったのですね。笑

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