ウルトラマンマックス・バラージの預言


ウルトラマンマックス第11話バラージの預言番組レポ突っ込みマックス

【ウルトラマンマックス第11話「バラージの預言」レポ担当 棺桶のジョー】

カイトはミズキとダッシュバード1号でパトロールしていた。「数え切れない家に、数え切れない人が住んでいる」とカイトが言うと、突如地底から砂が吹き上げて、町を破壊していった。

さらに、強力な磁場が出現し、ベースタイタンでは現場を見ようとしてもレーダーもカメラも作動せずであり、その上強力な磁場がベースタイタンを襲い、基地は機能不全に陥る。エリーも思うように動けない。カイトは磁気の模様を調べようとしたが、操縦不能になってしまう。ミズキに「あれは不時着でなく墜落」と言われる始末だが、その前に怪獣が出現、二人は攻撃するも、銃を磁気で吸い取られてしまう。

ベースタイタンでは、対策が練られていた。コバは怪獣にミサイルを撃ち込めと言うが、エリーは誘導不能でミサイルが町を破壊すると警告。しかし、ショーンは新兵器の開発を行っていた。と、トミオカ長官、ヨシナガ教授が来て、あの怪獣はアントラーで、バラージの町を4000年前に破壊したものであり、自然を破壊する人類を滅ぼすため現れたこと、そのバラージの研究をしていた坂田教授の研究があったが、教授は5年前に失意のうちに亡くなっていたことを説明した。

カイトとミズキは自転車(!)で大学に向かい、坂田教授のことについて調べようとすると、教授の娘、由里に会う。由里は、アントラーは自然を破壊し、地球温暖化を止めない人類への罰としてアントラーが現れたといい、アントラーの現れたため、飛行機も自動車も動かず東京はきれいになったと語る。

そして、二人が文献を調べていると、坂田教授は、バラージについて調査し、青い石、ノアのかみが授けたものがアントラーを追い払うというくだりを見つける。この青い石さえあれば、と思う二人だが、青い石は教授から由里に託されていた。

そして、DASHは地上戦でアントラーに立ち向かう。新兵器・ダッシュデリンジャーも完成、さらにフェロモン弾でアントラーをおびき出す。コバは「クワガタのバケモノ」というが、ショーンは「あれは蟻地獄だよ、ANT LIONだ」と言う…しかし、強力なアントラーにはなかなか敵わない。

そんな中、病院の避難で、子供たちが取り残されていることを知り、由里は看護婦たちと一緒に救出に向かう。それに気づいたミズキも追う。子供たちの救出の中、ミズキが「バラージの青い石があれば…」ともらすと、由里はその石を差し出した。教授は、この石が人類を救うと言い残して亡くなっていたのだ。

アントラーの破壊で、瓦礫の下敷きになったカイトはマックスに変身して立ち向かう。だが、強力なパワーのアントラーに苦戦、蟻地獄に引き込まれるも、スピンで脱出するが、マクシウムカノンを撃とうとするも、アントラーの磁気によりエネルギーを拡散されて危機に陥る。

と、ミズキと由里が青い石を持ってやってくる。教授は、これはレンズの一種と言っていたことを知り、ショーンはダッシュデリンジャーにセットし、コバがアントラーに向かって撃つ。と、アントラーの動きが止まる。マックスは、巻くしウンソードであごを叩き切り、マクシウムカノンで止めを刺した。

由里は、父が世間に認められず死んで行ったことで、世間を恨んでいたが、この間のことで、考えを変えた。
過去、ウルトラマンマックスも地球に来ていたのか、とミズキが言うとそんなことはないとカイトは応えるのだが、なぜと突っ込まれてしまう?

登場キャラクターファイル14 アントラー

名前:磁力怪獣(じりょくかいじゅう) アントラー (第11話「バラージの預言」登場)
出身:エリアJT-550(市街地) 身長:54メートル 体重:45000トン
攻撃能力:怪力で突進し、アゴの大きなはさみで動きを封じる。磁力線で飛行機を落としたり、高圧線の鉄塔を引き寄せる。アリジゴクのように相手を引きずり込む。

特徴:地下に潜み、頭部の巨大なはさみから計器を狂わせる磁力光線を発生させ、強力な磁場を形成し出現地域に大規模な磁気嵐を引き起こす。

かつて紀元前2000年に栄えていた中東の幻の王国バラージを全滅させた元凶でもあり、シルクロード文明研究の第一人者、故・坂田裕一氏により4000年後、つまり現在、最も自然を破壊している文明を襲うと出現を預言されていた。 

【制作スタッフ・キャスト】

2005/9/10 第11話 「バラージの預言」
磁力怪獣 アントラー登場
《キャスト》トウマ・カイト 青山草太 / コバ・ケンジロウ 小川信行 / コイシカワ・ミズキ 長谷部 瞳 / ショーン・ホワイト  ショーン・ニコルス / エリー 満島ひかり / ヒジカタ・シゲル 宍戸 開 / トミオカ長官 黒部 進/ ヨシナガ教授 桜井浩子 / 坂田由里 藤谷文子 / 坂田裕一 タケ・ウケタ / 小柳こずえ / 伊東花桜 / 吉田昌美 / 山本裕子 / 小林啓之 / セントラル子供劇団 / 早川プロダクション / 円谷プロファンクラブ

《スーツアクター 》寺井大介 / 山本 諭 / 岩田栄慶 / 末永博志 《声の出演》中井和哉 《ナレーター》佐野史郎 《脚本》尾崎将也 《監督・特技監督》金子修介



管理人の突っ込みマックス

まずはじめにすっきりきっぱりクオリティに言っておくがこの作品は、ウルトラマン「バラージの青い石」への大変なオマージュが込められている。

オマージュというのは実に難しい。先の作品に敬意をこめ尚且つ殺すことなく現在にマッチしたモチーフ と自らのオリジナルをちりばめ視聴者が飽きることなく納得できる作品を目指さなければならないからだ。

まぁ何を見てもどう見ても個人の価値観と主観の相違はあるわけで未来を背負う子供やたくさんの人が見ているという意識で責任ある作品は目指すのだから、なおさら大変だ。しかし芸人じゃない芸術家たるもの現状満足ではいかん

ミズキ隊員に突っ込みのお株をむしりとられた管理人だが、元気にご挨拶突っ込み部隊前にーならえっ
ということで突っ込みます・・・お前ーー

無邪気にこどもがゴジラとガメラをぶつけ合い「ゴジラ強いぞ」「ガメラ強いぞ」と戯れている。
坊主ーっそのぶつかり合いだとカメラがガメラの背中とかぶってしまうカメラ対ガメラだぞって、しゃれかーー

そこの坊主そこ引きだ引きだっ・・・などとうれしげに参戦するのはやめよう5分で連れて行かれる。(どこかに)
その楽屋落ちの日常は、磁場の異変に一瞬にして町の平和ごと、飲み込まれる。ぱっくん

驚異的磁場が発生しペースタイタンの機能すら低下し被害状況も全国のお茶の間のみなさんに報告できない。まるで対策なし。

磁気嵐に突っ込むつもりだったのかあいかわらずの無謀ぶりのカイトは、データをゲットしに果敢に対象物に突進するが毎度のコントロール不能になり不時着すると宣言する。・・・しかし命からがらのおしゃれな胴体着陸に

不時着じゃないこれは墜落の間違いだろうと突っ込むミズキ。・・言い返せないカイト
カイトこんな時は、おもいっきりこう叫ぶんだ「脱出!」

4000年の歳月をへて物忘れの酷い人類は、歴史を繰り返す。アントラーが砂地獄の中から預言どおりずぼぼぼぼとど迫力のその姿を現す。

でたーーーカイトとミズキでとりあえず打ちまくるがアントラーにダッシュライザーをすい上げられる。
「返しなさい」「ゆうことを聞く相手じゃない」 ・・・・いやご両人ここはやはり、声を揃えて叫ぼう「どろぼうぉぉぉお」

砂に埋め尽くされ都市機能が麻痺してしまう。埋葬されました。

敵を知ることだ解説をトミオカ長官とヨシナガ教授にお願いする。(長官はほとんどうなずき君だが) アントラーは、バラージを滅亡させたという・・まじすかぁ明日は我が身である。いや明日までも時間がない。ぶっちゃけ30分枠しかない。

ダッシュの新たなマシーンなのか自転車での出動だ。やはり地上は違法駐車しなくていいチャリンコに限るね。今時は、自転車も迷惑駐輪は、撤去されるが

アントラーを倒す方法を求めふぅふぅ遺児坂田由里を訪ねる。
父は正しかった人類ごときのサル知恵・・じゃなかった浅知恵で何ができるというのかアントラーは、地球にバツを与えるために出現したのだと恨み骨髄の由里。

罪のないこどもまでも犠牲になっている。 そう何かの犠牲になるのはいつも弱い者である。

文句たらたら人力でアントラーの過去情報を調査する。文句を言わない。いつのまにかカイトの方がお兄さん発言である。 確かにサーバーが落ちるだけで(てめ、コノヤロー早く復旧さらせ)動揺する自分としては、ミズキに激しく同意

・・その苦労は報われバラージの青い石によりアントラーが倒せるという情報を獲得した。ヒットでぽん。

「避難してください」誘導にしたがってわっしょいわっしょい移動する円谷ファンクラブのみなさん先頭は、まっすぐ進まずある地点から折れ曲っていたがまるでマラソンの折り返し地点であるかのようだった。
まさか植え込みの裏を通って危険エリアに舞い戻ってきてはいまいな。

落ち着いてください・・・いやしっかり落ち着きを払っていらっしやった。全速疾走もなかったし・・全速力で走れといわても無理だろうが別の意味で危険だ・・心筋梗塞とか

こどもたちが取り残されていると報告しても振り向くことなく逃げ出す者。責められないリアリティだ。
しかし逃げない者もいる。これもリアリティだ。由里たち数名は残されたこども救出に走る。

接近戦で応戦するダッシュ。 アントラーとは、くわがたなのか蟻なのか見た目と意見が分かれる。・・・まぁ主観の相違かと

ひるむなー隊長の激が飛ぶ(うって打って打ちまくれーこれが俺らに今できるマックスなことなんだぁぁぁ・・・ありがとう 涙)
ショーン開発の新兵器のダッシュデリンジャー・・効果いまいちーー 泣 こどもたちの救出にミズキが合流するがどう転んでも非力の人間である。少なくとも人をわんさか呼ぶしかない。でも、でも、逃げちまってるしーー(涙)つーか避難誘導したし

いったいどうしたらこの子供達を助けられるのか・・バラージの青い石があれば・・・ぼそっ

ミズキのこぼれ出た言葉にハッとする由里 父が最後に残した言葉、人類を救ってくれ・・・ 人類を今救えるもの・・・由里は、隠し持っていたバラージの青い石をミズキに差し出す。・・これで勘弁してください。

建物のしたじきとなりこっちも非力のカイト・・もはや、げ・ん・か・ぃぃぃぃい。 すべての運命を救うべくウルトラマンマックスが出現する。

マックス自らドリルスピンで危機を回避するなど戦いは白熱するが しかし、光を粉砕する磁気攻撃にウルトラマンマックスの必殺技が使えない。

ムシ○ング代わりにいけー
ダッシュもそしてテレビの前のみんなも声を揃えて応援だ。

応援は、大切なパワーの源だ。実戦する者のみでいいというなら戦場の旗振りは、いらんだろう。命がけで旗をふり続けラッパを吹きつづけた存在もいるのさ

闘うということは、その時できる可能な限りの自分の信じる何かをそれぞれの役割に応じて全力で遂行することだ。

バラージの青い石を持って駆けつけるミズキ。ショーンの機転でダッシュデリンシャーに装填される。・・作っといてよかった。

マックスアントラーを動かさないでっ げっ・・・挟まれて逃れようとしていたマックス慌てる。 え゛つかまえるのか汗

捕らえられていたのか捕まえていたのか謎ともいえるが、 マックスにより動きを封じ込められたアントラーに向かってバラージの青い石のパワーが放たれる。
動きが止まったアントラーを撃破するウルトラマンマックス!

すべては明日の未来と希望に役立てるもの 微笑む由里・・くさばのかげから父も応援してくれている。

この時、ウルトラマンマックスでなければ、瓦礫の下敷きになっているはずのカイトは、メンバーにまがぬけていると噂される。・・・誰か助けにこんかーーーー

誰も来てくれそうになくひとまず保たれた平和に朗らかに笑うダッシュのメンバーに おーーぃ(やぃやぃやぃ)と駆け寄るカイト・・

石版にしるされた伝説の神ノアの姿がウルトラマンに似ていたことからウルトラマンはこの頃から来てたのかなとはしゃぐミズキ

否定するカイトになんでしってんのよーーとおねーさんは強気だ。・・またしても何も言い返せないカイト 涙

ウルトラマンは、何千年もの時をずっとこの星を見守ってくれていたのであろうか。

【ファン応援マックス】

この回は金子監督の特技監督デビューで、佐川和夫監督的な巨大破壊の特撮が見もの。冒頭、子供がゴジラとガメラの人形を戦わせるあたりは、両方を演出した金子監督による夢の対決(?)です。
また、金子監督は、アントラーがクワガタの怪獣か、アリジゴクか40年来迷っていて、その点を劇中のコバとショーンのやり取りにこめた模様です(アニカンのインタビューにあり)。
また、マックスに出ていた昭和怪獣たちは、エレキングが放電竜、レッドキングが装甲怪獣と肩書きが替わっていましたが、アントラーはオリジナルの磁力怪獣のままでした。

主人公が瓦礫の下敷きになり、ピンチで変身と言うのは昭和にはよくありました(特に初代マン)が、平成では珍しい、ひょっとして初めてかな?また、必殺光線のエネルギーを集めている時に、それをバラバラにされてしまう描写も、極めて珍しく、ウルトラマンと怪獣の対決で懐かしの描写+新機軸がありました。

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