さらばーネリルよ〜♪
寿命のつきかけていた母星ネリル、仲間の移住先を探し宇宙を探索していた宇宙飛行士キーフ。
帰宅が遅すぎた。ネリル星滅亡まであと何日とカウントダウンで知らせてくれなかった自らの星ネリル星は、時すで遅く消滅していた。
最後の砦、頼みの円盤は、墜落し辛くも光の球となり脱出、深夜突然どのようにして選択したのか謎だが、駈少年の部屋に侵入してきた。
はじめましぇ・・げげ汗(この瞬間に攻撃は最大の防御なりと瞬殺に走らない地球人はまだまだ捨てたものではない。とはいえ駈に術がなかったからだが・・)
自分の姿になってもいいかな・・(なっなんだこいつ)ここは逆らうとまずい。長いものに巻かれろどうぞお楽に・・滝汗。どうか癒し系でありますようにと願ったにもかかわらず現れた宇宙人いきなりの衝撃スタイルに例にもれず逃げ腰になる駈。(大爆笑されるよりある意味まだましと言える。)
笑い者は免れたが、てか、これじゃなんだな、人は逃げ出すかとやむなく擬態して、少年の好きなバスケの選手、早ぇのよ。スリーポイントガンガンきめちゃうのよ、これから有名になる素晴らしい人のデザインになる宇宙人。(駈、憧れの選手の姿を前に、きも、まじそっくり・・うれしい・・のかその表現汗、他に憧れの人はいなかったのかっ美人とか、美人とか、美人とか・・エンドレス)
「あんた、破壊したり征服したり操ったりしないの」(いや・・それは地球人でもしてるし汗)
「そんなことしないよ」(おっとっと、早まるな恐ろしい先入観か刷り込みか、自意識過剰だよ・・ついでに宇宙人に対するある意味過剰評価、誇大広告だよ、弱い宇宙人だっていますぅ)
キーフです。駈です。よろしくと名乗りあう二人。はじめて見つけた綺麗なところ命の惑星。(綺麗な薔薇にはとげがある。)
久しぶりに生き物と会話を交わしたことに、はちゃめちゃに喜ぶキープをとにかく喜ばせたいと思った駈は、どんな不思議な星人かもちっともわかっちいないのに、地球の綺麗なところをいっぱい案内してやるよとそのわりには近場の公園にやってくる。(地球の綺麗そして観光の代表に選ばれし公園)
生命体を見ると「こんにちは」と嬉しそうに挨拶をするキーフ・・キーフよ時代が悪かった。いまや不審者を見たらどれだけ大声を出せるか子どもに堂々と警察が訓練の成果のコンテストを主催する世の中だった。そんなご時世でも、キーフの笑い顔に大声を張り上げたり通報する人がいなかっただけにキーフの笑顔は最高だったわけである。
投げ返したボールを受け取りありがとうといわれたキーフ(いまどきなんていい子じゃねぇかぁあ、管理人は一般地球人だが感激したよ・・
キャンバスで、転がってきた球を投げ返してやったら「どこ投げてんだよポケッ」と言われた管理人。・・・まぁ確かに、あれはなんだな・・・あさっての方向過ぎた。しかもめいっぱいの遠投で汗・・わざとじゃないんだ・・必死の言い訳←壊滅的運動能力を外見だけで判断しろといってもやはり無理か汗)
こちらこそありがとう・・・天にも上る心地よさ。(星を失い仲間を失い。孤独な宇宙人、感極まって昇天しそうな気配がすでに・・。種が他にいないのでは・・考えただけできついぞ)
駈あの木まで競争しよう。
最近の宇宙人はジャンケンやかけっこやらいろいろ古典的遊びが好きである。残念ながらびみょーにルールを知らないが(ジャンケンの最初がちょきだったり、よーいドンに並ばず我先に猛ダッシュしたり・・・フライングで失格)
たくさんの水、たくさんの木、たくさんの仲間、命の惑星だ。
感動したのもつかの間キーフは、地球人が異星人をどう見ているかということを知ってしまう。
今までずっとそうだったからなのか、異星人は人間を傷つけるもの侵略するものと思い込んだら試練の道。(ローラー引きずって校庭徘徊)
そこに調査に訪れた地球を守っている人たちと名高いダッシュ。僕は悪いことはなにもしていない。彼らと行くというキーフ。(まさに自分を人がどう見ているかということを知ることによって自分のあり方、存在意義を知る。)
駈は訴える。オレはもう知らないからな、勝手にしろ、自由に走り回ることもできなくなるのに何わけのわかんないことを言ってんだよ。キーフの手を取ったカイトとの間に意思が伝わる。・・・君は(うっ、うらやましい。涙)
キーフは捕獲されたわけじゃない。(保護法とかないのぉ?)・・彼の名前はキーフです。あのエイリアンじゃない。(怒りが炎のように揺らめくショーン)弱って死んじまったらあんたの責任だぞ(これみよがしに銃をいじる。コバ・・・最近手元が狂いやすくてねぇ、静かな殺気)
ショーンの細工でキーフとの面談を確保する。この星を守っている巨人カイト。・・今逃げ出したら信頼は得られない。何もできなくてごめん。何がそこまで君を(ここで死にたい。ここでなら死ねる。)君に1つだけ頼みがある。
駈を訪れるダッシュ。キーフが会いたがっている君が決めることだ。(強制執行ではない。)
キーフが人間体であったらと答える駈(化け物みたいな人間はおっけーでしょうかぁー)
君に言っておきたいことがある・・Say,yes
僕のあとにも友達になりたいという異星人が、きっと表れる。
人間に本当に信頼される異星人が一人でもいたら違うと思う・・未来のために自分の一生をかけたキーフは、信頼される最初の一人になりたいと思ったと言う。
(むちゃする研究員を呪ってはいけない。彼らはちよっぴりありがちなお役所根性を持ち合わせているだけだ。しかし、遥かなるとはこちらのほうが・・によいと表現される形容動詞だ。地球にとってのかけがえのない友人の基準とは?)
どんなかっこうをしていても友達だから(妖怪みたいな人間もおっけーでしょーかぁー・・しつこい。)キーフの姿になってくれ(擬態は、太古から生物に取り入れられた、重大な生命現象といえるが。)
そこにこんな時に限って通り魔のように出現する。地球人が描くイメージのよくない異星人ぴったりのめっぽう強いゴドレイ星人(世の中って案外こんなものかもしれない。誰かが努力して長年の歴史と伝統をかけて必死に積み上げた信頼も、たった一つの行いで一瞬にして壊れ、壊されるもの・・そして、タイミングも重要だ。)
問答無用のゴドレイ星人の破壊攻撃。何故こんな酷いことを(誰も自分が大切に思っているものをいきなり叩き壊す相手の心理までは、想像できないかもしれない。それは、攻撃と防御の本能であり、環境や教育から受けた自意識なのだから)
一般的にその行いが酷いことと思えるか否かは、実際には遺伝情報や環境、教育の学習によるものもが大きい。
ポルトマンは人間を生理的早産とといた。人となるための学習をするために人間は、完成されるまえに生まれてきたのだと。
ゴドレイ出現にマックスやダッシュは応戦する。しかし奇襲すぎて退避が間に合わない。ゴドレイは逃げまどう人々に向けてついに最大の攻撃を放つべくエネルギーを充電しはじめた。
キーフーーキーフーーゴドレイを見つめ立ち尽くすキーフにショーンは必死に声をかける。
あぶない伏せて「くる」。
ゴドレイの満身の攻撃が解き放たれたその瞬間。
それを一身に受けたのは、精一杯に巨大化したキーフだった。
キーフ。呆然と見守る人々、まっすぐ見つめるこどもの瞳
大気に散っていったキーフ。
ゴドレイはマックスの怒りのギャラクシー召還により破壊された。
「『憧れ』は僕達の手と足を動かす。
つまずいても倒れても
あのはるかな地平にたどり着こうと
歩き続ける」
サーヌージュ(あこがれ)僕たちは歩き続ける。キーフが憧れた、はるか惑星の未来を見つめて。
誰かの楯や礎の上に成り立つ平和や未来は果たして本物なのだろうか
それでも憧れは、自らを犠牲にしても守りたい。
愛するものを自分よりけっして先に逝かせない。
そうやって多くの人がとてつもない未来のために散っていった。この星は、そんな歴史をもつ星でもある。
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