人類20万年の歴史。失敗作だからという理由であぼーんされるなどとは、じょー談はヨシコさんだ。(古っ)
ちなみに魔法使いサリーちゃんのヨシコさんの弟は、DNA遺伝子情報が全く同じ3つ子の一卵性双生児だ。だからといって同じ人生ではない。
仮に無限ループのごとく過ちを繰り返していたとしても(さすがにどうかと思うが)
それは歴史でありDNA情報が伝達されていたとしても存在する固体には、環境の相互作用が働くためまったく同じ軌跡をたどるとも断言はできまい。
その上で人は完璧ではない。むしろ404エラーとご指定のプラウザは現在ウエブサイト上云々画面状態のことだ。(ようするにどうしろと)
多発する地震からクレパスが出来そこから発見されたバリバリの冷凍東洋人系美女ニーナ。
人間そのものというより人間がニーナのDNAをパクッたという、では彼女はいったい何者なのか・・・考える間も隙も与えずエイリアンの疑いがあるという。(さすがはXファイルの上を行くマックスファイルだ。)
調査にベースタイタンに運び込んだニーナ・・・どうしてもトロイの木馬から離脱できないようだ。
まるで生きている時と寸分変わらぬ美しさにずーっと昔に死んでるはずの屍骸に一斉に鼻の下を伸ばす男性人これもまたDNA
壁紙に取り込んだりしてはしゃぐカイトとショーンは、冷ややかなミズキに学術的弁解を試みるが・・ぴょぴょ・・そこでエリーまぁ聞けよ人類が各エリアに存在が確認されたのが8万年前・・・
だとすると10万年前の発見では、その誤差は誤差と呼ぶには大きすぎるというか誤差とはいわねーだろという数字ではある。←この通りに発言したわけではない。念のため
そこに怪獣エラーガでましたぁ
迎撃に向かったオーストラリアUDF(普段も手をかせ)部隊から攻撃目標センサーより消滅、作戦は成功したと伝わる。
ずいぶん弱い怪獣だったね。・・・なんかびみょーにひっかかるぞByオーストラリアコアラ部隊
ニーナは-50℃の超低温管理されていた。この環境なら多くの微生物の活動をほとんど停止させられるため長期間極めて新鮮な状態を保つことが可能でありかつ-50℃での超低温冷凍は風味を損ねないだけでなく、非常に衛生的な保存方法でもある。
・・・ニーナはね。汚くもならず風味も損ねないわけである。・・鬼畜か
思わず手を出してやけどをするコバ・・
働けど働けど・・・じっと手を見るコバ(石川啄木級の極貧?)
コアラ部隊に成敗されたはずの怪獣エラーガは生きていた。むしろ何かの目的があるのか日本しかも首都東京に向かってその移動速度を早めていた。(まいどまいどたまらんわー東京都民・・ぼそっ)
見つけ次第攻撃するダッシュ
全弾命中・・一発もかわすことのできないすさまじい守備能力のエラーガは弱っていた。・・・そりゃ弱るって
とどめだ、あと一撃で倒せたはずのエラーガを様子のおかしいコバが取り逃がす。
いつも撃つなといわれても撃っちゃうコバが撃たなかったことをおかしいと詰問するミズキ・・いやその方が普通じゃないと思うがどうだろう。
べースタイタンに戻ったメンバーを待ち受けていたもの
それは、コバの手により解き放たれしかもコバのDNAから人の長年の悪行、所業、うしろめたい数々の歴史を読み取ったニーナであった。
ダッシュアルファをかっぱらい脱獄するニーナ。ノンノンあんな美しい人が
オニューのマシーンダッシュドカでニーナを追うコバ
車、自転車、バイクである。次あたり万能一輪車ではあるまいな
(両手に2丁拳銃持ち高速一輪車にのりゴラーと追うコバ・・みたいな・・特命部隊というよりサーカス一座)
どうやってその行方を探査したのか動物的本能で嗅ぎわけコバは、ニーナに追いつく。
この美しい星を任せたのは間違いでした。考える力、ものを作る力を与えたのにその力を破壊と殺し合いにばかりつかっている。全人類を亡きものにする。(リセット宣言)
その言葉に銃を向けるコバ
「貴方に私は撃てない・・・。」
人が人に向かって発砲する自体、特殊訓練のない人には簡単には出来ない。人には良心があるからだ。もしくは良心回路がギルの笛で錯乱した人とか(キカイダー♪)
エラーガの側でガメラ対ゴジラとまではいかないがさすがは金子兄弟だ血は争えない。グランゴンとラゴラスをぶつけ合って遊んでいる子供になんばしとると突進をするエラーガ
・・あんなところに人が(こどもとは分からなかったようだが)救助に向かうカイトがウルトラマンマックスに変身する。
「ウルトラマンマックスの努力は無駄です。」
努力とは潜在的な結果を顕在化させるための備えである。
人が人として生きるために考えるという力を努力というのではないのかね。?つまりニーナが人に教えたことだ。
カラータイマーを鳴らしながら必死に闘うマックスを全身で意識した。その瞬間コバの銃口は火花を散らせた。
人は、考える葦(あし)である。
考える葦・・パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを表現
ニーナはコバに微笑んだ。
そして消失していった。
ニーナの消失により生命エネルギーが途絶えたエラーガは、ウルトラマンマックスのマックスギャラクシーにより撃破される。
人間は失敗作なのか・・コバは仲間に問う
そうかもしれないカイトがすんなり同意する。
なら・・叫びかけたコバの言葉を静止しカイトが続ける
「失敗すればやり直せばいい。」
精神科学での対処法として、「ミスは起って当然。挽回すればいい」を掲げている。
最も自分が納得出来ると思われるキーワードを使い、その状況に陥ったらこのキーワードを思い出すという手法だ。
あらかじめ状況や対処法を心の中で予測することにより、心の準備が出来る上、対策をこうじることで精神的にも余裕が生まれパニックになることも減るのではないか?
「間違いを認めてやり直せばいい。」
「オレは人類を失敗作なんて思ってないよ」
親も時にわが子をダメな子だとなじる時もある。
しかし本当にそう思っているわけではない。愛と期待からの叱責である。
そうニーナも・・・きっと。
【ファンのここがすごい】
「ニーナ」と言う名前は、怪奇大作戦「吸血地獄」で、交通事故で一度死んで、生き返ったら吸血鬼になっていた少女と同じ名前です。境遇的に、今回の話と似ている部分もあり、これはスタッフの、過去の作品へのオマージュでしょう。
さらに、エラーガは、倒されると凶暴化していく、これは初代マンのザラガスを思わせますが、スタイルも凶暴で、久々に存在感のある怪獣でした。
それにしても、ニーナの「人間は破壊や殺し合いばかり…」の部分は、言い返せません。…もちろん、だからと言ってやられる理由にはなりませんが、あまりに切実で、こういう直撃型の人類批判は、ウルトラの真骨頂で、40年前から、文明に批判をしていたウルトラの、血脈になる部分に、聞いていてビックリです。ラストは、救いがあって良かった。(棺桶のジョー)
このページのTOPに戻る
TOPに戻る
|