【ウルトラマンマックス第3話「勇士の証明」レポ担当 棺桶のジョー】
ヨシナガ教授は、怪獣の出現、地球だけでなく、宇宙からもやってきていることを説明し、ウルトラマンマックスに言及した。
が、その力は認めつつも、今は未知のエイリアンであると発言し、それにカイトは怒る。マックスは地球を守る勇士であり、エイリアンなどとは失礼だと言うのだ。DASHメンバーは同意するものの、エキサイトするカイトをいさめる。
そんな時、南米の遺跡から怪鳥レギーラが出現し、西北西に進路を取った。DASHは即出動、今回はエリーもダッシュマザーに同乗した。
と、カイトはいきなりダッシュバード1号に乗り、勇んで飛び出してしまう。そんなカイトをショーンは「サムライボーイ」と言う…ミズキが2号で後を追う。
ダッシュバード2機とレギーラの空中戦、フォーメーションβ6で攻撃する。が、突然カイトはフォーメーションを乱す。
ここでウルトラマンマックスに変身し、勇士としての証明をしようというのだ。だが、マックススパークは光らない!焦ったカイトはもう一度行うも変身できず、レギーラに撃墜されてしまう。
異次元のような世界で、カイトはさまよっていた。マックスに問いかける、なぜ、変身できなかったのか…しかし、それは夢だった。海中に撃墜されながらも、全身打撲で済んだのである。
ミズキは、もうカイトとは一緒にやれないという。マックスが味方だと信じているが、彼に全部頼ろうとは思わない、と。そしてヒジカタ隊長は、「俺たちが戦うのは人類の生命や安全を守るためだ、それに証明がいるか」とカイトに問い、それを考えろと、一時DASHの隊員証を預かることにした。
ショーンたちは、カイトを心配するが、エリーは、カイトなら心配と、何と精神状態を解析しようとする。が、ショーンが止める。そんなこと出来ないと。戸惑うエリー?
カイトは公園で、マックスは自分の個性にあって同化した、勇士の証明など望んでいなかったと後悔する。
と、少女がカイトにあめを差し出す。「泣かないで」…公園にいる人々の姿を見て、彼らを守る使命を思い出し、カイトは立ち上がる。
そんな時、レギーラがサイパンから日本に飛来した。
ダッシュバード1号、2号が出撃し、ミズキの攻撃でレギーラを地上に撃ち落すことに成功した。が、レギーラは翼で猛烈な風を起こし、怪光線を発射、ダッシュバード2号がよけたと思いきや、光線は曲がって命中し、2号は撃墜されてしまう。
そこに迫るレギーラ。が、カイトが車で駆けつける。少女からもらったあめをなめ、レギーラを攻撃、ショーンらを救う。必死になるカイトに、マックススパークが答える。
そして変身、ウルトラマンマックスとなり、レギーラと対決。口からの光線をバリアで跳ね返し突進するが、レギーラの風に吹き飛ばされ、さらに胸からの牙のようなものに挟まれるも、これを叩き折り優位に立つ。
そして必殺のマクシウムカノンを放たんとした時、レギーラの怪光線により金縛りにあい、カラータイマーが点滅をはじめ、危機に陥る。
が、マクシウムソードを取り、金縛りを吹き飛ばすと、そのソードをもってレギーラに突進し一刀両断!レギーラは爆発し、マックスは勝利した。
自らの使命を悟ったカイトに、隊長は隊員証を返した。仲間たちの、手痛い?祝福を受けながら…
【登場キャラクターファイル4 レギーラ】
名前:古代怪鳥(こだかいちょう) レギーラ (第3話登場)
出身:中米 古代遺跡(ちゅうべい こだいいせき)
身長:52メートル
体重:14000トン
攻撃能力:火炎弾、目から放つ怪光線
特徴:中米の現地では、古代から伝説上の存在として崇められ、長年遺跡の地下に封印されていたが、遺跡崩壊と前後して現代に蘇生。野生の本能から北上を続け、日本に出現した。
飛行速度は音速旅客機コンコルドより速いマッハ2.5。
しかも体表を構成する硬質の外皮は、偶然だがステルス戦闘機に使われる電波吸収剤(RAM)と同じように電波を吸収する作用があり、レーダーでは捉えにくい。
また、ジェット機のように高熱を発散しないため、赤外線感知ミサイルが無効な〈(レーダー上では)見えない怪獣〉である。
主な身体能力は、一羽ばたきでも地上に爆風被害を巻き起こす、翼と口から吐く火炎弾。胸から突き出すクワガタのようなハサミでマックスのボディを捉える。そして油断できないのが、目から放つ鎖状の怪光線。
最後は、マクシウムソードでサムライのように斬りつけられ爆砕。
2005/7/16 第3話 「勇士の証明」
古代怪鳥 レギーラ 登場
《キャスト》トウマ・カイト 青山草太 / コバ・ケンジロウ 小川信行 / コイシカワ・ミズキ 長谷部 瞳 / ショーン・ホワイト ショーン・ニコルス / エリー 満島ひかり / ヒジカタ・シゲル 宍戸 開 / ヨシナガ教授 桜井浩子 / 鎗田千裕 / テアトルアカデミー / 早川プロダクション
《スーツアクター》岩田栄慶 / 横尾和則
《声の出演》中井和哉
《ナレーター》佐野史郎
《脚本》川上英幸
《監督・特技監督》村石宏實
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